どーも。
好きな季節は夏。
みさきちです。
突然ですが、楽器ってけっこう大きな音がしますよね。
今使っているクラリネットが届いたとき、最初にマウスピースだけで音を出してみたんですね。
「ピーーーッ!!」
と、とても大きな音がしました。
ビックリしたぁ!!こんな大きい音でるっけ??
たまたま同じ部屋でゲーム中だった夫も、小さく「うぉっ!?」とビビっていたのをみさきちは見逃さない。
このように、楽器って思ってたより大きな音が出ますよね。
思いっきり音を出したいのはやまやまですが、みさきちが住んでいるのは閑静な住宅街。
好き勝手に吹き鳴らすわけにもいかんのですよ。
ご近所付き合い、大事。
そこで今回は楽器の音を小さくする方法をいくつか調べてみたよ。
ミュートを使う
ミュートとは、消音機のこと。
これを使えば多少は楽器の音を小さくすることができるんです。
トランペットやトロンボーンなどの金管楽器は直接ラッパ部分にこいつをぶち込みます。
↓↓↓
金管楽器のミュートの場合は物理的に音が出るラッパの部分を塞いでしまうので、音が小さくなること間違いなしです。
ちなみにクラリネットのミュートはと言うと…
こんな感じの箱に入っています。
おや?金管楽器のミュートと形状がだいぶ違いそうですな…。
中にはこんなスポンジ(?)が入っているでようです。
使い方。
ほほう。中にスポンジを詰めるのですな??
金管楽器のミュートと比べたら何か心もとないけど…。
そこに消音効果はあるんか??
疑り深いみさきちである。
商品レビュー等を読み漁った結果、やはり金管楽器のミュートほどの消音効果は得られなさそう。
そもそもクラリネットやサックスは楽器全体から音が出ているので、ベルを塞ぐだけでは効果が薄いようですね。
したがって、このスポンジを詰めたところで気持ち音が抑えられるくらいだそうです。
本当に音を小さくしたいのなら、楽器全体を何かで包み込むのが一番効果的だそうな。
うーむ…。難しそうやなぁ。
あとさ、
これ。
このスポンジ4個でお値段約5千円ですってよ奥さん!!
恐らく音を少しでも小さくするために色々と計算されつくした形状なのでしょう。
商品自体の需要が少ないという事情もわかる。
しかし、しかしだよ??
高ぇわ。
ほんとすまぬ!!
異論は認めるがこれが正直なみさきちの感想じゃ!!
みさきちだってさ
みさきち ★クラリネットミュート 使ってみた★
的なタイトルの記事書いてみたかったさ!!
しかし、消音効果が薄いと聞いてしまった以上、
購入することはみさきちにはできなかった…。
と、いうわけで
みさきち ★クラリネットミュート 自作してみた★
に急遽内容を変更してお届けします。
あのスポンジ、自分で作れそうじゃね??
と思ってしまったんですよねー。
夜な夜な部屋の隅でせっせと台所用スポンジを切り裂いて自作したのがこちら!!
じゃんっ!!
軸は爪楊枝でござる。
切り方が雑なのは大目に見てやっておくれ。
ネットで見かけた本物のミュートを使ったことのある人の感想には
「素材は台所用スポンジより粗い感じ」
とあったので、100均でなるべく粗めのスポンジを探してみた。
↑もとのスポンジがこれね。
そしてこうやって詰める!
吹いてみた。
果たして…!!
息を吹き込むっ!!!!
………。
音出ねぇーーーー!!
明らかに管の中に何か詰まってる感じ。
てか実際スポンジ詰まっとるしな。笑
消音効果としてはこの上ない効果でしたが、音出ないどころか息も通らん。
大失敗じゃよ!!
商品レビューでは「吹奏感はほぼ普段通り」とありましたのでやはりみさきちのは失敗のようです。
ミュートの効果を実際に体験したい方はみさきちのように自作せずちゃんと購入しましょう。
サイレントリードを使う
どうやら、サイレントリードというものがあるようですね。
名前からしてめっちゃ静かそうやん。
これは期待できそうですね。
こちら、なんと、その名の通り完全に音を消すことができるようです。
このリードを付けて吹いてみても、聞こえてくるのは管の中に息が入っていく音のみ。
「スカー、スカー」みたいな空気が漏れ出るような音ね。
楽器本来の音は出ません。
しかし、吹く時の息の抵抗感はちゃんとあるので腹式呼吸を使っての練習が可能。
ロングトーンやタンギング、アンブシュアの練習もちゃんとできます。
※アンブシュアとは、楽器を吹く時の口の周りの筋肉のこと。
これなら隣の部屋で人が寝ていても練習可能ですな。
ただ、音が全く出ないので寂しいっちゃ寂しい。
楽器を吹く時はせっかくなので音色も楽しみたいところ。
少しでもいいから音が出てくれれば嬉しいなー。
消音グッズを探してはいたが、全く音が出ないとなると不満を垂れるみさきち。
しかし、総合的な感想としてはサイレントリード、ありだと思います
今はご近所迷惑にならないように気を付けながら音を出して練習しているけど、
ほんとに静かにしないといけない環境が続くような時が来たら購入を検討するとしよう。
防音シートを使う
防音シートには壁、ガラス、床に使用するものがあります。
手軽に自分で取り付けができるものもたくさん売られていますので、検討してみるのもよいかと。
ただ、集合住宅などではこの方法で完璧に遮音するのはなかなか難しいかと思われますので、あくまでも補助的な役割として使いましょう。
また、専用の物を使わなくても、厚めのカーペットやカーテンを使用することでも多少の防音効果は得られます。
よく似た簡易的な防音対策としては
「やわらかいモノを身の回りに置き、そこに向かって演奏する」という方法です。
布団やベッドのようにやわらかいものは音を吸収してくれるので、そういうものに向かって演奏することにより、音の反響を抑える効果が期待できます。
何度も言いますがこれらの方法では完璧な防音にはなりません。
しかし、防音シートや厚手のカーテン、布団など複数のアイテムを組み合わせることによってかなり音は軽減されると思われます。
もしかしてこの音、外に漏れているのでは??
と不安に感じるのであれば是非試してみましょう。
防音室を使う
金ならある!!
思いっきり楽器を吹かせろ!!
という方におススメ。
防音室の中で好きなだけ演奏しちゃってください。
少し狭いと感じるかもですが、楽器を吹くだけであれば十分でしょう。
でも高い買い物だしいきなり購入するのはちょっと…。
と躊躇しているそこのあなた!!
安心してください。
レンタルもありますよ。
いくつか防音室のレンタルを扱っている会社があるようですが
その中の1つのYAMAHAさんの音レントを紹介します。
月額料金なので毎月の負担も少なく、気に入れば購入も可能。
組み立てもやってくれるようですよ。
いろいろ面倒なことを考えずに快適に防音したい!
という方は是非ご検討ください。
まとめ
楽器の演奏をするにあたって避けて通れない防音問題。
学校の音楽室で思う存分練習できていたあの頃は、当時は気が付いていなかったけれどとても恵まれていたのですね。
ご近所迷惑にならないようにと考えるのであれば防音対策はもちろん、練習する時間帯などの常識的なことにももちろん気を付けましょう。
また、普段からご近所さんとの関係を良く保つこともとても大事ですね。
今回、いろんな防音対策があることを学びましたので、実行できることはどんどん取り入れていこうと思っとります。
ではまた。
コメント
噂によると上管とバレルの間に50円硬貨をかますと、ミュート代わりになるとか。おそらく抵抗感もマシマシになるので、その状態で吹きすぎると変なクセがつきそうですが。
さっそくやってみましたよ!
50円硬貨をかませるだけで確かに音が出なくなりました。
でも管の中に空気は通るのでロングトーンやタンギングなど基本的な練習はできそうですね。
今回紹介した防音対策の中ではサイレントリードに近いのかなと思いました。
(サイレントリード使ったことがないので全然違ってたらすみません。)
抵抗感もけっこうありますので、変なクセが付かない程度に応急処置的な防音対策として使えそうですね。