めちゃ大事!アンブシュアの作り方、鍛え方

クラリネット

どーも。
コーラは氷で少し薄まったのが好き。
みさきちです。

突然ですが、楽器を吹く上で無視できない存在アンブシュア

「アンブシュア」とは管楽器を演奏する時の顔面や口の周りの筋肉の使い方や、マウスピースに当てる唇の形のことを指します。
ちなみにフランス語。

クラリネットを再開したばかりの時はこのアンブシュアが全然鍛えられていなくて非常に苦労をしたみさきち。

吹いているとだんだんとマウスピースを咥える力が弱くなってきて、しまいにゃ口の両端から息が漏れ出る始末。
そんな状態で音なんて出ませんからね。
口の休憩が必要となり、練習は強制中断となるわけです。

普段の生活では意識しないとなかなか鍛えられにくい筋肉らしく、こんなにも吹けないものかと驚きました。
ほんと10分かそこらでマウスピースを咥えきれなくなって息が漏れだすんですよ。

そこで今回はアンブシュアの使い方や鍛え方などを深堀りしていくよ!

アンブシュアってどの筋肉を使うの?

アンブシュアを主に占めているのは口輪筋(こうりんきん)」という筋肉です。

みさきち
みさきち

口輪筋??聞き慣れない言葉ですな。

~口輪筋の役割~

1.楽器を咥える。
2.楽器を吹く時に息が漏れないように口を閉める。
以上の2点が楽器を吹く際の口輪筋の主な役割です。
みさきち
みさきち

口をすぼめるときに使う筋肉ですな。

この口輪筋は、口の周りをぐるりと円状に囲んでおります。
口角をニコッと引き上げる役割も担っており、口元の表情作りには欠かせない筋肉。

マスク生活でたるみがちな口元も、この口輪筋を鍛えることでキュッと上がりますよ!

みさきち
みさきち

口輪筋を鍛えることで若々しさも手に入れることができるのか!?

アンブシュアの鍛え方

アンブシュアを鍛えたければ、とりあえず楽器を吹きましょう!!
これに勝るアンブシュアを鍛える方法はありません。

楽器を吹く時間が忙しくてなかなか取れないよーって方も、1日5分程度でいいので楽器を吹きましょう。
周りに配慮して音を出しずらい環境だとしても、クラリネットを咥えて息を吹き込み、形だけでもアンブシュアを鍛えてみてください。
毎日コツコツやることでアンブシュアは確実に鍛えられていきます。

みさきち
みさきち

継続は力なり

マウスピースのみのアンブシュア練習

アンブシュアの練習だけならマウスピースのみでもできるのでは??
その方が手軽に練習できるし便利!!
と考えてしまいそうですが、ちょっと待って!!

それはおススメできません。
マウスピース単体のみを手で持つと、顔に対して直角(90度)にマウスピースを咥えてしまいがちになります。

その状態での口の形と、実際に楽器を組み立てて咥えた状態の口の形とではアンブシュアは変わってしまうのです。
練習する時は必ずマウスピースと楽器を接続するようにしましょう。

マウスピースのみを咥えた角度

楽器を組み立てて咥えた角度

アンブシュアのコツ

発音する時のアンブシュアの作り方

1.「エ」を発音する時の口の形にする。
2.唇の両端を横に引っ張る。
 (にっこり微笑む感じ)
3.その形を崩さず下唇の上にマウスピースを乗せる。
 (この時、頬が膨らまないように注意)
4.下唇は、下の歯にほんの少しだけ巻き込むようにする。
下唇と上の歯がマウスピースとリードに当たるちょど良いポイントは、マウスピースやリードの種類やメーカーによって全く異なります。
自分に合ったポイントを探っていきましょう。

傾向としては、浅く咥えると響きの細い詰まった音になり、深く咥えると少し厚ぼったい開いた音になります。
自分の出す音をよく聴いて、美しく健康的でよい音が出ているのかもチェックしながら練習しましょう。

みさきち
みさきち

アンブシュアばかりに気を取られず、根本の音色チェックも欠かさずしよう!

まとめ

実際に息を入れてみると、「エ」の発音の口の両端の緊張感に加え、頬が膨らまないように筋肉をコントロールしながらバランスを保つのはなかなか難しいです。

しかし!!
呼吸を妨げないような安定したアンブシュアを作ることはとっても大切!!
これは息を入れて楽器を演奏する者の宿命と言っても過言ではありません。

どんな音が良い音なのか。
自分が実際にどんな音を出しているのかを鏡で自分のアンブシュアを確認しながらよく注意して練習しましょう。

ではまた。

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